ニュース:Facebook、時価総額1230億ドルを一夜で失う――市場は四半期決算に失望
昨日Facebookの四半期決算の開示が行われ、株価が大幅に下落する事態となりました。
下落率は20%近くで、時価総額で約13兆円ほどです。
史上最大らしいです。
それほどにこの決算のインパクトが大きかったということでしょう。
ちなみにこの記事を書いてる現在は更に下落しているようです。
さて、そんなFacebookの決算の売上と利益にのみ注目してみると、いずれも過去最高です。
利益はなんと四半期で5000億円を超えます。
えげつない額です。
しかし、冒頭で述べたとおり、大暴落となりました。
株式に詳しくない人には『なぜ?』と感じるところだと思うんですが、
株式市場では、現時点の状況よりも未来の収益力が重視されることが少なくありません。
今が赤字でも将来に十分な成長見込みがあったら株価がどんどん上昇していくことも多いです。
今回はユーザの伸びの鈍化が明らかになっており、
今後の収益力の上昇に疑問を持たれた側面が大きいのでは、というのが大勢の見方のようです。
僕が注目している海外の会社、Facebook、Amazon、Microsoft、Google、Appleのうち、Appleを除き、
他は既に決算発表を終えていますが、Facebook以外はいずれも好感されているように思います。
今回のFacebookの決算が一時的なものなのか、次回も、ということになるのかで、今後の超巨大IT企業のトレンドに変化が出てくるの可能性もあるのかもしれません。
(すんなり元の鞘に戻ってる可能性もありそうですが。)
さて、話は少し戻りますが、
「現時点の状況より将来の状況を重視する」ということは別に株式市場に限った話でもなく、
世の多くの企業の経営者の方が頭を悩ましている部分かと思います。
実際のところ、僕も常にこの部分に関して焦燥感を感じてます。
たまに『なぜそんなに焦ってるの?』と言われることもあります。
誤解を恐れずに言えば、弊社はおかげさまで創業以来、順調に売上・利益を伸ばしており、
直近は本当に多くのお客様にご利用いただくことができています。
前期も最高益を更新しています。
これもひとえにユーザの皆様や関係者の皆様のおかげかと思います、ありがとうございます。
しかし、結局のところそれは過去と現在でしかありません。
当たり前のことながら、数年後の未来も絶好調という業績はまだ出ていないわけです。
幸い、レンタルサーバー事業はIT業界においては比較的安定性の高い事業と言われていますが、
だからといってノホホンとしていられるかというと全く別ですし、
どんどん会社を成長させていく職務をクリアするためには、更に色々な挑戦もしていかなければなりません。
まあそんなわけで、当社の主力サービス「エックスサーバー」を中心に、引き続き、どんどんサービス強化が必要だと考えてます。
近いうちにユーザの皆様に結構なメリットがある機能とかも提供できるかと思います。
乞うご期待ください!